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扶養控除・特定親族特別控除 計算(2026年・令和8年分)

扶養している子(親)の年収を入れるだけで、年末調整で受けられる扶養控除・特定親族特別控除の額と、それで減る所得税の目安がわかります。大学生の子のバイト代をいくらまでにするか考えるときにも使えます。

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親が受けられる控除の額(所得税)
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親の所得税が減る額
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扶養される人の合計所得金額
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扶養される人本人の所得税
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※ 国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」「給与所得者の特定親族特別控除申告書」の控除額で計算した目安です。所得税の減る額は復興特別所得税(2.1%)込みで、親の控除は基礎控除・社会保険料控除・扶養控除(特定親族特別控除)だけで計算しています。扶養される人の所得税は社会保険料・勤労学生控除を引く前の目安です。障害者控除は含みません。

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扶養控除・特定親族特別控除 計算とは

扶養控除は、生計を一にする16歳以上の親族(子・親など)の所得が少ないときに、養っている人の所得税・住民税を安くするしくみです。控除額は親族の年齢などで決まり、所得税では一般の扶養親族(16〜18歳・23〜69歳)が38万円、19〜22歳の特定扶養親族が63万円、70歳以上の老人扶養親族が48万円(同居している親や祖父母は58万円)です。会社員は年末調整で「扶養控除等(異動)申告書」に書いて申告します。

2026年(令和8年分)は令和8年度の税制改正で、扶養親族の所得要件が合計所得58万円以下から62万円以下に、給与所得控除の最低額が65万円から74万円に引き上げられました(国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」)。扶養親族の収入が給与だけなら、年収136万円以下が扶養控除の対象です。

19〜22歳の子(2026年分は2004年1月2日〜2008年1月1日生まれ)の年収が136万円を超えても、2025年分からできた「特定親族特別控除」で、合計所得123万円以下(年収197万円以下)まで親が控除を受けられます。合計所得85万円以下(年収159万円以下)なら控除額は63万円で、特定扶養控除と同じです。それを超えると61万・51万・41万円…と段階的に減り、197万円を超えるとゼロになります(国税庁「令和8年分 給与所得者の特定親族特別控除申告書」)。

このツールは、扶養親族の年齢区分と収入から控除額を出し、親の所得税(復興特別所得税を含む)がいくら減るかを計算します。大学生のバイトの「年収の壁」には、税金の壁のほかに健康保険の扶養の壁(19〜22歳は150万円未満)もあるので、次の壁まであといくらかも表示します。計算はすべてブラウザの中で行い、入力した金額はサーバーに送りません。

使い方

  1. 扶養する人(親など)の今年1年間の給与の額面年収を入れます。
  2. 扶養される人(子・親など)の年齢の区分を選びます。年齢は2026年12月31日の時点で数えます。
  3. 扶養される人の収入の種類(給与・公的年金)を選び、今年1年間の収入の見込みを入れます。バイトなら12月までの給与明細の総支給額の合計です。交通費(通勤手当)の非課税分は入れません。
  4. 扶養控除・特定親族特別控除の額と、親の所得税が減る額の目安、次の年収の壁まであといくらかが出ます。

子の年収別 親の控除額の早見表(2026年分)

扶養される子の収入が給与(バイト)だけのときの、親が受けられる控除の額(所得税)です。19〜22歳の子は特定扶養控除と特定親族特別控除、16〜18歳・23歳以上の子は一般の扶養控除で見てください。

特定親族特別控除の額は、子の合計所得が62万円超85万円以下なら63万円、そこから5万円きざみで61万・51万・41万・31万・21万・11万・6万円と減り、120万円超123万円以下は3万円、123万円を超えるとゼロになります。給与だけなら、合計所得は「年収-74万円」です(年収219万円以下の場合)。

大学生のバイトの年収の壁(2026年)

19〜22歳の子がバイトで働くときの主な年収の壁です。税金の壁は2025年・2026年の改正で大きく上がりましたが、健康保険の扶養の壁は別の基準です。

子の年収何が起きるか
110万円台子本人に住民税がかかり始めることがある(市区町村によって違います)
136万円親の特定扶養控除が終わり、特定親族特別控除に(親の控除は63万円のまま)。2025年分は123万円でした
150万円親の健康保険の扶養から外れ、子本人が国民健康保険などに加入(2025年10月から、19〜22歳は130万円未満→150万円未満)
159万円親の特定親族特別控除が63万円から減り始める。2025年分は150万円でした
178万円子本人に所得税がかかり始める(社会保険料を引く前の目安)
197万円親の特定親族特別控除がゼロになる。2025年分は188万円でした

健康保険の扶養は、1月〜12月の年収ではなく「これから1年間の収入の見込み」で判定するのが基本で、親の勤め先の健康保険組合によって確かめ方が違います。月の給与が続けて12.5万円を超えると、年の途中でも扶養を外れることがあります。勤め先で週20時間以上働くと、子本人が勤め先の社会保険に入る場合もあります(学生は原則対象外)。

年末調整での書き方

子の合計所得金額が62万円以下(給与だけなら年収136万円以下)なら、「扶養控除等(異動)申告書」の控除対象扶養親族の欄に書きます。19〜22歳の子で合計所得が62万円超123万円以下なら、「基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」の特定親族の欄に、子の合計所得金額の見積額と控除額を書きます。年末調整のあとで子の年収が見込みと違ったときは、翌年1月末までに会社で再調整してもらうか、確定申告で直します。

年末調整全体の還付の目安は年末調整 還付金シミュレーション、配偶者の年収の壁は配偶者控除・配偶者特別控除 計算、生命保険料控除は生命保険料控除 計算で計算できます。

よくある質問

2026年は大学生の子のバイト代はいくらまでなら扶養に入れますか?

税金では、19〜22歳の子の年収(給与だけ)が136万円以下なら特定扶養控除(63万円)、136万円超159万円以下なら特定親族特別控除で同じ63万円を親が受けられます。159万円を超えると控除額が段階的に減り、197万円を超えるとゼロです。ただし健康保険の扶養は19〜22歳で年収150万円未満が目安なので、手取りを考えると150万円未満がひとつの目安になります。

103万円の壁・123万円の壁はなくなったのですか?

2025年分の改正で、扶養控除の年収の目安は103万円から123万円に上がり、2026年分はさらに136万円になりました。19〜22歳の子は特定親族特別控除があるので、123万円や136万円を超えても親の控除がいきなりゼロにはなりません。子本人に所得税がかかり始めるのは年収178万円を超えたときです(社会保険料を引く前)。

特定親族特別控除を受けるには、何を出せばいいですか?

年末調整で、会社に「令和8年分 給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」の特定親族の欄を書いて出します。子の合計所得金額の見積額を書き、控除額の表に当てはめます。合計所得が62万円以下なら、特定親族特別控除ではなく扶養控除等申告書のほうで特定扶養控除を受けます。

扶養控除でいくら税金が安くなりますか?

所得税は「控除額×親の税率」で、税率10%の人なら特定扶養控除63万円で約6.4万円、20%の人なら約12.9万円です(復興特別所得税込み)。住民税にも扶養控除(特定扶養は45万円)があり、翌年度の住民税が約4.5万円減ります。このツールでは親の年収から所得税の減る額を計算します。

16歳未満の子は扶養控除の対象ですか?

16歳未満(2026年分は2011年1月2日以後の生まれ)の子は、所得税の扶養控除はありません(児童手当があるため)。ただし住民税の非課税の判定や、障害者控除などでは扶養親族として数えるので、年末調整の扶養控除等申告書には書きます。

親(祖父母)を扶養に入れるときの年金はいくらまでですか?

65歳以上の親の収入が公的年金だけなら、公的年金等控除が最低110万円なので、年金が172万円以下(合計所得62万円以下)で扶養控除の対象です。70歳以上なら老人扶養親族で48万円、同居なら58万円の控除になります。別居でも仕送りなどで生計を一にしていれば対象です。

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